はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえ レビュー
『はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえ』を読んだワケ
ある 4人かぞくが ふるいいえを かいました。
みんなで ペンキを ぬりなおすことに したのですが、
なにいろにしたら いいのか
なかなか きまりません。
そこで、お父さんは あることを かんがえます。
さあ、どんないろの いえに なったのでしょうか。
何気なく手に取った一冊😄📖。
読んでみると、色の魔法と家族の想いに溢れていたではありませんか😌💛。
大人も一緒に感動できるので、最近引っ越した方へのプレゼントする絵本としても、おすすめです😉。
それでは、『はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえ 』の魅力にせまっていきましょう✨。
『はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえ』の魅力
おうち、何色で塗りたい?親子で会話が広がるきっかけに!
お父さん、お母さん、ビリィとスージーの四人👨👩👦👧は、田舎へ家を買いに行き、気に入った古くて静かな家の壁を、ペンキで塗りなおすことにします🏠🦉。
スージーは春をイメージしながら、赤い壁🟥に緑のよろい戸🟢がよいと言い、ビリィは夏には黄色い壁🟨に紫のよろい戸🟣がよいと話します。
お母さんは秋に映える茶色の家🟫と青のよろい戸🔵を提案し、お父さんは、冬にはクリスマスツリーみたいな、緑の家🟩にオレンジ色のよろい戸🟠をどうかと聞きます。
そのうちそれぞれの壁に、違った色を塗るのはどうかという話になって🖌…
みんなが想像するいろいろな色の家を見ているうちに、「自分だったら何色でおうち塗りたい?」と息子と自然に会話をしていました💭。
絵本にすっかりインスピレーションを得て、屋根は赤が良いだの壁はベージュがいいだの、自分たちの理想の家をあれこれたくさん話すことができて、とても楽しい時間になりました🏡!
色の魅力に触れられる!
それぞれの壁に、みんなが塗りたい色を各々塗ってはどうかという話になり、さっそくペンキ屋さんへ向かいます🏃🖌。
しかしながら、ペンキ屋さんにあったのは、赤・青・黄の3色のみ🔴🔵🟡。
そこでお父さんは、赤と黄でオレンジ🟠、赤と青で紫🟣、青と黄で緑🟢、赤・青・黄・オレンジ・紫・緑で茶🟤を作ることができることを教えてくれます。
たった3色で、みんなの好きな色が作れることを知ることができたところで、またまたお父さんが良いアイディアを思いつき、ボール紙に、3つのいろを塗りました👨💡。
いわゆるぶんぶんゴマを作って、回すと、赤と青と黄は消えて、円盤は白く見えました⚪
👨「つまり、こうおもうんだ。はる なつ あき ふゆ ぜんぶに、ぴったりのいろを見つけたんじゃないかと。しろを ぬろうよ―すべての いろが ふくまれているから。 これこそ ほんとうの はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえだ」
つまり、赤・青・黄で作り出される色は、みんな白に通じているというのです🔴🔵🟡=⚪。
ついに、家族の家の壁は、白色に塗られることに決まりました👏。
これらの色の豆知識が、物語を通して、自然に学ぶことができます😀。
色が魔法のように、あっとおどろく変貌をとげることを知り、ますます色に興味を持てるのです😆。
家族の想いに心あたたまる
それは それは、なんとも すてきな いえでした🏠。
すっかり できあがったあとには、ことりたちも とんできて、まわりじゅうの
木えだで さえずりました🐦。
そして、 あの年よりフクロウも もどってきて、
そばの ふるい木に すみついたのでした🦉。
家族の皆、それぞれの想いを「白」色に込めて、家の壁を一丸となって塗る様子から、お互いを尊重し、素敵な家にしようという共通の願いが感じられました😌
みんなが騒々しく、どの色で塗ろうか話し合っていた時に、どこかに飛んでいってしまったフクロウ🦉。
しかし、できあがったあとにふらっと戻ってくるなんて、なんとも粋なラストではありませんか✨。
家族の気持ちも家もようやく落ち着き、幸せな気持ちになることができたことを、このフクロウがよく表現してくれています😊。
0 件のコメント:
コメントを投稿