科学絵本シリーズ ~おすすめ5選~
科学絵本について
科学と聞くと、何を想像するでしょうか。
宇宙?化学?生物?それとも医学でしょうか?
調べてみると、科学の分野はとても広いことがわかりました!
こうして見ると、誰しも何かしら科学への興味があるような気がします。
「なんで?」、「どうして?」と、不思議なことに興味津々な子どもたち👦👧👱は、科学の芽が🌱た~くさんあります。
第1位 『ちいさなかがくのとも』『かがくのとも』『たくさんのふしぎ』福音館書店
そんな時、間違いなくおすすめなのが、福音館書店のかがく絵本シリーズです。
ちいさなかがくのとも (3~5歳向き)
幼い子どもたち(3~5歳)がはじめて出会う「かがくの絵本」として刊行されている、『ちいさなかがくのとも』👶
知識ではなく、毎月のテーマを通じて子どもたちに「感動」を届けることを大切にしている点がとてもすばらしいです。
画像一番右の『📖かぶとむしがにげた!』は、かぶとむしを飼うことにした、ちいさな男の子👦🐞のお話です。
ある日、かぶとむしはガサゴソと逃げ出したことに気づき、泣いてしまします。
しかし、男の子は夜になって羽音を耳にし、かぶとむしを見つけることができました。
無事、カブトムシを虫かごにもどすことができた男の子の笑顔で、エンディングをむかえるのです。
こちらは2022年8月号(最新号)です⭐今の季節や身近なテーマのものから手にとると、お子さんも食いつくかもしれません😄
かがくのとも(5・6歳&小学1・2年生向き)
5歳~小学校低学年になったら、『ちいさなかがくのとも』から『かがくのとも』へ。
子どもたちの身の回りのことすべてがテーマになっているので、身近な興味から、かがくの世界に引き込まれるかもしれません。
こちらも、ストーリー性を大切に、自然、人間と生活、遊びの3つの視点で、子どもたちの発見の喜びや驚きをサポートしていますよ👐
息子が恐竜が鳥🐦に進化していたことを初めて知った、かがくのともシリーズ『 とりになった きょうりゅうのはなし 』で、知識が深まった良い本だったことを覚えています😌
たくさんのふしぎ(小学校3年生~)
自然、人間の生活、歴史、数学、哲学と、あらゆるふしぎ👀を小学生向きに届けられている科学雑誌です📖
活躍している研究者や専門家👴👸👵が、世界のふしぎを、子どもたちが自発的に感じ、考え、理解していけるように導いているのも魅力の1つです❗
例えば、この『ブラックホールって なんだろう? 』。
空を見上げる男の子と一緒に、自分も空を見上げている気持ちでブラックホールについて考え、想像していきます😌
分かりやすい絵でさらにイメージを膨らましながら、
ちかづいくと、スパゲッティのように細くひきのばされてしまうこと。
ブラックホールの直径50kmで、重さは地球役300万個分であること。
などたくさん知識を深めていくことができます。
白黒の色で統一されているので、宇宙空間🪐にいるような気持ちで、楽しむことができた一冊📖です。
息子が読んだのは、小学校1年生の時でしたが、楽しめていたので、低学年の子でも興味がある子はぜひ😄
○定期購読したい方:Fujisan.co.jp
(毎月1冊、1年間で12冊の絵本がそろいます。)
○単品で気に入ったものを購入したい方: 絵本ナビ 、全国の書店、Amazon、楽天、yahooショッピングなど
第2位 加古里子 科学絵本
かこさとし かがくの本 全10巻 童心社
第17回サンケイ児童出版文化賞🎇を受賞シリーズ❗
1988年初版の本ですが、科学🪐🔍に興味持たせたい、また持っているなら、とてもおすすめです😃
子どもの身の回りに起きる、様々な出来事を通して、科学の基本を語りかけてくれよますよ😉
子どもとの交流の中で見いだした、加古里子さんの科学的理論を体系化したものでもあります⭐
5・6歳~楽しめます🎵
特に個人的に気に入っているのが、かこ・さとし かがくの本8『よわいかみ つよいかたち』です。
はがきを縦半分に切って、分厚い本を2つ並べ、その間に橋のように切ったはがきを置くところから、始まります。
その紙の上に、小銭などの重りを置いていって、どのくらいまで耐えられるのか実験します。
次に、紙を折ってみて、同じように重りを置いていくのです。
息子は、この絵本を読んで、さっそく実験していました👦❗
この2冊は、まだ購入可能です♪
かこさとし からだの本 全10巻
知っているようで知らない体のしくみを、1巻ずつ分かりやすく解説してくれるこのシリーズは、体のことを知るのに、とってもおすすめです😄✨
4・5歳くらいから、読み聞かせしてあげると、体の不思議に興味を持ってくれると思います。
ちなみに、息子👦のお気に入りは、むしばミュータンスのぼうけん です。
この絵本を読み終えて、真っ先に息子が「歯磨き」をしているではありませんか❗❗
第3位 ファーブル昆虫記シリーズ ひさかたチャイルド
科学の分野の中でも、特に昆虫に興味を持っている子におすすめしたいのが、ひさかたチャイルドの『ファーブル昆虫記』シリーズです😃
一度は読みたいファーブル昆虫記が絵本になって、とっても読みやすくなっているので、4・5歳頃からの読み聞かせに良いですよ🎵
詳しくは、こちらの👇記事で魅力を語っているので、良ければ参考にしてみてくださいね😀
好きな昆虫のお話から、手に取ってみてください♪
第4位 みつけようかがくシリーズ 福音館書店
福音館書店の「みつけようかがくシリーズ」は、読んであげるなら:5・6歳から、自分で読むなら:小学低学年から楽しむことができます😄
子どもたちが、一度は不思議に思ったり、疑問に思ったりしたことがある、身の回りの幅広い科学がテーマになっているので、どれを読んでも今までの「謎」が解けますよ💡
特に息子👦が気に入っていたのが、この👇「たべることはつながること」。
オレ、これで「しょくもつれんさ」のこと知ったよ~。オレたちが食べたものは、オレたちで終わるんだってっことも!
そうそう!これ読んで、ママに強力磁石買ってもらって、実験したんだよ~。楽しかった!またやりたい!!
まだ磁石で遊んだことがなかったら、是非こちらも読んでみてくださいね😄🎵
第5位 少年写真絵本シリーズ 少年写真新聞社
少年写真絵本シリーズは、写真がとっても多いので、低学年でも楽しめると思いますが、思いの外漢字も情報量も多いので、小学校中学年から高学年にかけて、本格的に読むことができます📖
科学の興味を引き出すのにとってもおすすめです😄
少年写真新聞社だけあり、子どもの目を引く本物の写真と、絵本✕新聞のような各ページが特徴です🕮
少年写真新聞社は、学校の掲示板などに貼られるニュースのポスターで知られています🏫
子どもたちの目をひきつける写真で、確かな知識を伝え、子どもたちの視線に立った、安心して使える教材かつ資料として、65年にわたり、先生方も活用しています👴
生物🐛🐟🐞🐸が好きな子に、特におすすめ👇✨✨
こちらは、知っている限り、最新巻です✨!
まとめ
『科学』は、私たちの生活に切っても切り離せない大切なテーマです。
今回おすすめした科学絵本シリーズのポイントを表にまとめてみました😊ご確認いただけましたら、嬉しいです!
ちいさなかがくのとも | 3~5歳の幼い子どもたち向け。毎月刊行。知識ではなく、「感動」を大切にしている。身の回りの幅広い科学のテーマ。 |
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かがくのとも | 5歳~小学校低学年向け。毎月刊行。ストーリー性を大切にしている。身の回りの幅広い科学のテーマ。 |
たくさんのふしぎ | 小学生向け(3年生~)。毎月刊行。活躍している研究者や専門家が世界の不思議を、子どもたちが自発的に考えられるように導いている。あらゆる不思議がテーマ。 |
かこさとしのかがくの本 | 読んであげるなら:5・6歳~。自分で読む:小学校低学年~。身の回りにある様々なことがテーマ。加古里子さんの科学的理論を体系化。第17回サンケイ児童出版文化賞受賞。 |
かこさとしのからだの本 | 読んであげるなら:4・5歳~。自分で読む:小学校低学年~。体がテーマ。1巻ずつ体の仕組みを分かりやすく解説! |
ファーブル昆虫記 | 読んであげるなら:4・5歳~。自分で読む:小学校低学年~。昆虫がテーマ。あのファーブル昆虫記が、絵本で読める!物語感覚で、昆虫のことが学べるのがポイント。 |
みつけようかがく | 読んであげるなら:4・5歳~。自分で読む:小学校低学年~。身の回りの幅広い科学がテーマ。1巻1巻丁寧に科学の不思議に迫る。ちいさい子にも分かりやすい。 |
少年写真絵本 | 読んであげるなら:5・6歳~。自分で読む:小学生低学年~高学年。科学でも生物のテーマが多め。新聞✕絵本といった雰囲気がある。情報量多め。 |
また、今回紹介した科学絵本シリーズを、年齢別のおすすめ表を作って、まとめましたので、絵本選び、是非、ご家庭での読書、読み聞かせの参考にされてみてくださいね🎵
年齢別 おすすめ表 |
ちいさなかがくのとも | かがくのとも | たくさんのふしぎ | かこさとしかがくの本 | かこさとしからだの本 | ファーブル昆虫記 | みつけようかがく | 少年写真絵本 |
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幼児 | ◎ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
低学年 | ○ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
中学年 | × | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
高学年 | × | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
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