もしも地球がひとつのリンゴだったら レビュー
『もしも地球がひとつのリンゴだったら』を読んだワケ
こちらの絵本では、地球🌍をリンゴ🍎に例えて、人間の暮らしている土地の大きさをイメージしたり、太陽系の惑星をボールの大きさに縮めてみて比べてみたり、45億年の地球の歴史を1年間に縮めてみたりして、想像を超えるような壮大なものをイメージしやすくしてくれています。
まだ1年生の息子👦に惑星の大きさ🪐を数字⒑⒒⒓⒔で教えても、ピンときません😅
それが、両腕の中に収まるボール⚽の大きさなら・・・!
『もしも地球がひとつのリンゴだったら』の魅力
身近なものに置き換えて、「大きなもの」を捉えられる
【テーマ】 【例えるもの】
「太陽系の惑星」・・・・・・・・・・・・・・・・・・ボールの大きさ
「地球の歴史」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1年間
「生命の歴史」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1時間
「過去3000年の歴史」・・・・・・・・・・1ヶ月のカレンダー
「発明の歴史」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1mの巻き尺
「過去1000年の発明の歴史」・・・・30cm定規
「大陸」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2ページ
「水」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コップ100杯
「生物の種」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1000枚の葉がある木
「お金」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100枚のコイン
「エネルギー」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100個の電球
「寿命」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・砂浜の足跡
「人口」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・村民100人の村
「あなたの人生」・・・・・・・・・・・・・・・・・・12枚に切ったピザ
「銀河系」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お皿
特に面白いな😆と思ったのが、人生を12枚に切ったピザ🍕に例えているこちら👆
4枚は、学校や仕事場で過ごす時間
4枚は眠る準備をする時間と寝ている時間
1枚は買い物や家のお手伝いに使う時間
1枚は通学や通勤、旅行などでの移動時間
1枚は食事の準備や食べている時間
1枚はスポーツやゲーム、ボランティア活動、レジャーやレクリエーションの時間
・・・と紹介されています。
これを見て、はっとしたのが、 「1枚は通学や通勤、旅行などでの移動時間」であるということ😲!!
意外にも移動に時間を費やしているのだと思ったら、移動時間を今よりも有効に活用したいなと思ったのです🚅
目で見て納得!視覚的に分かりやすい!
とても視覚的に分かりやすい工夫を感じられたのが、「大陸」がテーマのページ👆
もしも地球の表面を、この2ページにおさまるようにちぢめたら・・・
ということで、2ページに渡って表されています。
ほとんどが海であることが分かりますし、意外にもアジアが大陸を合わせると一番大きくなることも知ることができて、面白い!
子供👦👧には、各大陸がイメージできずとも、海🌊が大半を占めていることが、強烈に印象に残るのではないでしょうか。
つづいて45億年の地球の歴史を1年間に縮めて表わしている、ページ👆
1月1日に地球🌎が誕生して、それから12月までの中、11月の終わりからようやく生物🐾が現れます。
12月に鳥類🐦、そして大晦日にようやく人類👭が登場するようなのです!
私たちがよく知る動物🐒も恐竜も、地球🌍から見れば、ごくごく最近誕生したものなのですね・・・。
それをこうして絵で見せてくれると、とっても分かりやすい!
「縮尺」に関心を持つことができる!
最後の「保護者、教師のみなさんへ」というメッセージ🖆の中で、次のようにありました。
ー地球や宇宙は、大きすぎて把握できないことがらに満ちています。スケールダウンすることで、よりわかりやすくできます。 スケール、つまり「縮尺」は建築家やエンジニア、医学の研究者や模型の製作者にとって、とても役立つ道具ですが、数字の概念を理解し、利用する際にもとても重要です。子どもたちも数の概念を理解することで、知識を持った社会人として成長していくことができます。
確かに社会の中では、家の模型を作る時🏡、地図、年表🌏など、「縮尺」がたくさん役立たれていますね。
あつかいやすい縮尺を使って、シロナガスクジラの絵を描いてみよう!
さらにその隣に他の動物たちも描いてみよう!
と、いったような実践への呼びかけもあるので、チャレンジしてみたいところです💪
親子で絵本トーク
「実際に読みたい!」方へのご案内
縮尺のおもしろさに触れてみませんか⭐
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