サンゴの海 レビュー
『サンゴの海』を読んだワケ
あるテレビ番組📺で、サンゴの白化問題🌊が取り上げられていたのを、ふいに観たことがありました。
息子👦は、なんとなくサンゴが白化するのは良くないことだと感じ取っていたものの、具体的な原因や現状はあまり理解していませんでした😗。
この絵本では、石垣島のサンゴ🏝について書かれていて、サンゴと共生する海の生き物やサンゴの白化現象についても語られています。
『サンゴの海』の魅力
美しい海とサンゴ、共生する生き物の写真を通して、サンゴの海を大切にする心が育まれる!
サンゴは、様々な形、種類があり、たくさんのサンゴが集まって、サンゴ礁を作っているのだそうです。
サンゴ礁には、チョウチョウウオ、ゴカイ、カニなどたくさんの海の生き物🐟が集まってきて、サンゴからこぼれでる栄養を求めてやってくるのだとか。
虫🦋が花畑⚘にやってくるように、海の生き物🐠たちはサンゴ礁へやって来ます。
海のレストランなんですね。
オオアカホシサンゴガニは、サンゴの天敵であるオニヒトデを追い払ってくれるようです。
色とりどりの生き物たちが、サンゴに身をひそめたり、産卵したりして、日々を一生懸命生きている姿が本当に美しい!
まさに海の楽園🎇。
サンゴの白化現象を通して、環境問題を考えることができる!
印象的だったのが、真っ白なサンゴが2面に渡って広がる写真でした。
生き生きとしていたサンゴが、白骨化したようで、ドキッ😨としてしまいました。
何でもサンゴに色を与えているのは、サンゴの体の中にいる褐虫藻で、その褐虫藻がいなくなると、白色に見えるのだそうです。
サンゴは、栄養を褐虫藻からもらっているので、いなくなって2ヶ月ほど経つと、死んでしまうのです。
褐虫藻がいなくなる主な原因は、地球温暖化🌍🌞です。
また、海水が汚染されると、オニヒトデが増えます✷
2050年までには、地球の海にあるサンゴ礁は消えてしまう😱と言われています。
なんて悲しいことでしょう😭
日本と世界のサンゴ礁分布!!
表紙をめくったところに、日本のまわりにあるサンゴ礁が太線で表示されています。
こんな身近なところに、たくさんサンゴ礁があったことに驚きです😲
特に日本の南に多いことや、この本で取り上げられている石垣島の場所などを知ることができてとても良かったです😀
日本だけでなく、世界に分布するサンゴ礁🌍も知りたいな~と思っていたら、最後のページに載っていました!
こう見ると、アジアに広く分布しているのが分かります。
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