りんごかもしれない レビュー
『りんごかもしれない』を読んだワケ
今では、誰もが知っているヨシタケシンスケさんの絵本ですが、はじめは、夫が「おもしろそう。」と手にとった絵本でした。
小さい頃よりも、小学生になった今の方がこの絵本の面白みをより感じたようで、何度も「読んで~!」と寝る前に持ってきました🛏🌕
『りんごかもしれない』の魅力
無限大の想像力をかきたてられる!
ある日、学校から帰った男の子は、テーブルの上に置いてあるりんご🍎にふと目をやり、「これはもしかしたら、りんごじゃないかもしれない。」と思い始めます。
「おおきな サクランボ🌸の いちぶかもしれない」
「ぶどうゼリー🍇なのかもしれない」
「むいても むいても かわかもしれない」
「はんたいがわは ミカン🟠かもしれない」
こうして、男の子の無限の想像力が始まるのです。
育てると大きな家になって、壁を食べれば部屋の中を好きな形にできるなど、実に面白いアイディアが豊富で、そのイメージを眺めているだけでも、楽しさが広がります。
👩そんなこと考えたこともなかったという斬新な想像力🔅に刺激され、「もしりんごじゃなかったら、ビリヤードの玉だったりして~。」などと親子で自分たちなりに思い描くことができます🍎🍏
あたり前だと思っていることにも、新しい発見があるかも👀
なかなか、目の前にある「りんご」を「りんごじゃないかもしれない」、などと思えないのですが、この絵本を通して、今当たり前だと思っているものにも、実はまだ見ぬ発見があるのかもしれない✨、と思うことができます。
りんごだって、くすぐったいと思うかもしれませんし、疲れることもあるかもしれません。
昔の人は、天動説を当たり前のように信じていたけれど、本当は地動説の方が正しかったですよね🌍
当たり前だと信じ込み、誰も疑おうとしなかったけれど、コペルニクスやガリレオがその真偽を確かめようとしたおかげで、地球もまた天体として回っているということを知ることができました🌞
このように、研究すればりんごにも秘めた何かがあるかもしれない、と思うことができますね💫
👩今目の前にある物の新しい魅力や発見をしてみたくなりますね🌟
「たしかめよう!」ラストの展開!!
男の子は、最後、「りんご」を、確かめようとします。
そして、「おいしいかもしれない。」と締めくくられます。
👩ただ想像するだけでは終わらない男の子の行動は、とても魅力的ですね。
さてこの表紙のりんごは本当にりんごでしょうか⭐是非確かめてみてください⭐
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