ドングリ・ドングラ レビュー
『ドングリ・ドングラ』を読んだワケ
秋になり、息子と公園を散歩しては、ドングリを見つけて拾う🌳のにはまっていた頃でした🍂
書店か雑誌でこの絵本を見つけ、ドングリたちが荒波を渡る表紙を見て、とても面白そうだなと思ったのがきっかけです。
自然が好きで、ドングリ拾いが楽しい年頃の息子にとって楽しく読めそうだな🎵と手に取りました。
『ドングリ・ドングラ』の魅力
多種多様なドングリたちが同じ目的を持って、旅をする姿
トチノミたろうを先頭に、皆で整列し、行進していきます。
応援するもの、旗🏴をふるもの、楽器🎺を奏でるもの・・・。
よくみると、色も青かったり、茶色かったり、小さかったり、大きかったり、様々。
なんだか人間のようにも思えてきてます。
違う種類のものたちが、同じ目的地を目指して、心を一つにしているところが、とても圧倒されます。そして、目的を果たすことは、彼らの使命なんだな、生きることそのものなんだなと感じることができます。
旅は楽ありゃ、苦もあるさ!でも諦めない信念
長い旅には、大変なことも待ち受けています。
季節が冬に変わり、寒さに凍えたり、仲間が崖がら転がり落ちてしまったり・・・
穏やかな春が訪れたかと思えば・・・
仲間の数名が、芽を出してしまい、進むことができなくなってしまったり・・・
その後も暑い砂漠や荒波が彼らを待ち受けているのです。
それでも、ドングリたちの心は一つもぶれません。
誰一人、「もうあきらめようよ!帰ろうよ!」などと言わないのです。
ひたむきな彼らの信念に、敬服するばかりです。
その姿は私たちの心に迫るものがあります。
自然を心から慈しむことができるラスト!
私が大好きなのは、ラストの展開🌟です。
このラストが、ドングリ・ドングラ の最大の魅力と言っても過言ではありません。
ドングリたちも読者である私たちも、そのラストのために旅をしてきたわけですから。
無事、火の噴く山へたどり着いたドングリたち。
ドングリの長老たちが出迎えてくれました。
しかし、すぐに、ドングリたちは葉っぱのふとんをかけて、眠りについてしまいます。
そのわけとは・・・!?
是非、絵本を読んでみてください。
自然を慈しむ心が育まれます。
私と息子が大好きな絵本💑です。
「実際に読みたい!」方へのご案内
みなさんも一緒に、ドングリ、ドングラ!⭐
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