いわしくん レビュー
『いわしくん』を読んだワケ
海の生き物が好きな息子なら、きっと楽しめるだろうと、何気なく手に取った一冊。
図鑑絵本ではなく、物語で「いわし」が主人公のものは珍しく思ったので、興味がそそられました。
さらに、表紙のいわしくんの表情に、きゅん💓!ときたのです。
『いわしくん』の魅力
シンプルな文章
ぼくは いわし 日本の 海で うまれた
この絵本の文章は、「いわし」が自分で語っている形式になっています。
小さな子どもでも分かる、とても簡潔で分かりやすい文章です。
シンプルな文だからこそ、「いわし」らしいし、色々なものがそぎ落とされ、伝えたいことが直接届くのがとても良いのです😃
私たちにとっての日常が、いわしくんの目線で語られている
お母さんと買い物に行き、夕飯にいわしを焼く。
いわしの気持ちやここまでの経緯など、普段は想像もしません。
でも、いわしくんから見たら?
魚を食べることが悪いというのではなく、生きものの命をいただいて生きているということのありがたさ、がしみじみと感じ取れる作品です。
生きねば・・・!と思えるラスト
この本のラストシーンを皆さんに、とてもとても伝えたいのですが、先に言ってしまうと、読む前に感動を奪ってしまうので、ここではお見せできません。
しかし、私はラストシーンを見て、心が「おおおおぉぉ。」と唸りを上げました。
そして、強く、「生きたい」と思いました。
お子さんと、是非、「おおおおぉぉ。」と唸りを上げていただきたいです。
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