ゆうびんやさんのホネホネさん レビュー
『ゆうびんやさんのホネホネさん』を読んだワケ
息子が2才頃より、「ガイコツ」の存在に魅了され、自分を「エースガイコツ」だと名乗り、ガイコツのヒーローとなって、家の中を駆けていました。
そんなガイコツ好きの息子に、何かおもしろいガイコツの絵本はないかと探し回り、手に取った1冊でした。
『ゆうびんやさんのホネホネさん』の魅力
白と黒で描かれる世界
1ページを除いて、白と黒で描かれています。家の模様も池も、動物の顔も、線でうまく表現されています。あまり、白黒の絵本を見ないので、逆に印象に残りました。
そして、自分で色を想像することもできました。
主人公がホネホネさんだからこそ、白と黒の世界がとても合っている気がします。
ある1ページでは、白と黒以外の青が使われていて、「あっ!」と思わず目を引きます。
今までホネホネさんが届けていた手紙が、一つにつながったような・・・そんな1ページになっているのではないでしょうか。
繰り返される手紙の配達と行き先が楽しい!
ゆうびんやさんのホネホネさんは、「ギコギコキーッ。」と自転車をこぎながら、みんなへ手紙を配達します。トリオくん、ニョロコさん、ブタヤマさんちのこどもたちへ・・・。
いろいろな動物たちだからこそ、住んでいる家もユニーク。
差出人も、個性豊かで、どこかシュールです。
配達→お届け→配達→お届け、と繰り返されるのが、こどもたちにとっては、心地よいリズムとなるようで、次は誰のところだろうと、わくわくします。
みんなからのお手紙で誰かとつながるうれしさが味わえる
最後、ホネホネさんは、みんなからお手紙をもらいます。
みんなが、ホネホネさんから手紙をもらったことで誰かとつながり、楽しい体験をしたことを知らせてくれるのです。
みんなからの手紙を嬉しそうにながめているホネホネさんを見ていると、とてもほっこりとした気分になれます。
手紙を通して、たくさんの人とつながれることを知ることができました。
親子で絵本トーク
「実際に読みたい!」方へのご案内
みんな絵本でハッピー⭐
ホネホネさんシリーズで読みたいですね😀⭐
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